【パリモーターショー14】オペル コルサ 新型、初公開へ…欧州Bセグの新基準を標榜

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新型オペル コルサ
新型オペル コルサ 全 9 枚 拡大写真

米国の自動車最大手、GMの欧州部門のオペルは7月9日、新型『コルサ』の概要を明らかにした。実車は10月、フランスで開催されるパリモーターショー14で初公開される。

現行コルサは2006年に発表。コルサとしては、4世代目モデルにあたる。欧州ではBセグメントに属し、フォルクスワーゲン『ポロ』、プジョー『208』、ルノー『クリオ』(日本名:『ルーテシア』)などと競合。2代目、3代目モデルは日本市場にも導入され、『ヴィータ』として販売された過去がある。

5世代目となる新型コルサでは、欧州Bセグメントの新基準となる動力性能、快適性、機能性を備えることを目指して開発。ボディサイズは現行型の全長を、ほぼ継承。それでいて、全ての乗員に快適な室内空間が追求された。

新型では、エンジンやトランスミッションなどのパワートレインや、シャシーを新開発。ガソリンエンジンには、ダウンサイジング(排気量の縮小)ユニットを採用。1.0リットル直列3気筒「エコテック」ターボエンジンは、最大出力115psを引き出す。

このスペックは、現行コルサの1.4リットル直列4気筒自然吸気の100psを上回り、1.4リットル直列4気筒ターボの120psに迫る数値。オペルによると、3気筒ターボは、トルクフルで運転しやすく、静粛性も高いという。

新型コルサは2014年10月、パリモーターショー14でワールドプレミア。生産は2014年内に開始される予定となっている。

《森脇稔》

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