夏休み中の日本人旅行者、マレーシアは2.9%増の見通し

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ)
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

JTBがこのほど発表した、夏休み期間中(7月15日-8月31日)の日本人の旅行動向調査によると、マレーシア訪問者は前年同期比2.9%の3万5,000人と予想されている。

マレーシアは昨年、タイやシンガポール人気の煽りをうけて12.8%のマイナスとなったが、今年はクーデターの影響でタイが落ち込んだ(マイナス9.7%)ことで恩恵をうけたとみられる。

海外旅行者全体は昨年から横ばいの263万人、アジアを訪問する旅行者は0.6%増の142万5,000人の見通し。マレーシアのほか、台湾、シンガポール、インドネシアは増加が見込まれている。東アジアでは反日活動の影響で落ち込んだ中国が2.9%と回復の兆しをみせているが、韓国は0.9%のマイナスだった。

日本の出発ピークは8月9日、13日、16日で東南アジアなどの中距離は13日がピークとなっている。

同調査は6月4日-16日に行なった旅行予定者1,200人のアンケート調査結果や、JTBグループ、航空会社の予約状況などをまとめた。

伊藤 祐介

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