【スーパーフォーミュラ 第3戦】デュバルの代役カルダレッリが快走、ポールポジションを獲得

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
左から予選2位オリベイラ、ポールのカルダレッリ、3位ロシター。
左から予選2位オリベイラ、ポールのカルダレッリ、3位ロシター。 全 8 枚 拡大写真

12日、全日本選手権スーパーフォーミュラ(SF)第3戦の公式予選が曇り空に覆われた富士スピードウェイで実施され、今季初のSF参戦となったアンドレア・カルダレッリが、レギュラー参戦選手たちを退けてポールポジションを獲得した(路面はドライ)。

【画像全8枚】

6月の世界耐久選手権(WEC)第3戦ルマン24時間レースのフリー走行で大きなクラッシュを経験したロイック・デュバルが、FIAとFFSA(フランスのJAF相当組織)から「時間経過が充分でない」との判断を受けたため、今回のSF富士戦は欠場に。その代役としてKYGNUS SUNOCO Team LeMans(エンジンはトヨタ)の8号車に搭乗したのがカルダレッリで、野球で言えばまさに「代打ホームラン」(チーム関係者談)をかっ飛ばした格好である。

イタリア出身、24歳の若手カルダレッリは、今季SUPER GT(GT500クラス)の開幕戦で優勝するなど、日本のトップレースではすでにお馴染みの存在だ。SFでも、昨年デュバルがWECとの日程重複で欠場した際にはやはりKYGNUS SUNOCO Team LeMansで代役を務めるなどしていた。とはいえ、今年は新車イヤーであり、簡単な状況のシーズン初参戦ではなかったはずだが、前日(11日)の練習走行から予選当日朝のフリー走行、そして午後のノックアウト予選Q1~Q2をすべて2~6位と安定して上位で走り抜け、最後のQ3で見事にトップを獲ってみせた。

「路面状況の変化に合わせて、予選中もセッティングに小変更を加えていった。そしてQ3に向けてのそれが、とても良く機能したと思う。昨日からいい仕事ができている。チームのみんなに感謝したい」と語るカルダレッリ。決勝に向けては「レースは長い。いいスタートを切ること、そしてミスをしないことが重要になるだろう。まずは明日の朝のフリー走行で、またチームと一緒に良いセッティングを見つけることにトライしたい」。勢いに乗ってSFでの自身初優勝を果たせるか、その動向が注視される。

SFではトヨタ対ホンダのエンジン対決も焦点のひとつだが、新車「SF14」投入に併せてエンジン規格も直噴2リットル直4ターボに変わった今季は、ここまでトヨタ優位の流れ。約2カ月のインターバルを経ての今回も状況に大きな変化はなく、予選上位6位までをトヨタ勢が占めた。2位がジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(#19 Lenovo TEAM IMPUL)で、3位はジェームス・ロシター(#3 KONDO RACING)。中嶋一貴(#37 PETRONAS TEAM TOM’S)が日本人選手最高の4位で、5~6位は石浦宏明(#38 P.MU/CERUMO・INGING)、アンドレ・ロッテラー(#36 PETRONAS TEAM TOM’S)の順。ホンダ最上位の7位は山本尚貴(#1 TEAM 無限)だった。

前戦(第2戦)も富士が舞台だったが、当時は決勝2レース制だったのに対し、今回は通常の1レース制。カルダレッリも言うように、決勝は250km、55周という長丁場の戦いになる。チャンピオンシップポイント首位のデュバルが不在の一戦、カルダレッリが決勝でもデュバルをアシストするかたちになるのか、あるいは別の誰かが勝ってポイント的に抜け出すか。注目の決勝スタート(フォーメーションラップ開始)予定時刻は明日(13日)の14時だ。

《遠藤俊幸》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スズキ『アルトワークス』復活なるか!? 軽スポーツ復権への期待
  2. フィアット『トポリーノ』、「スポーツ スペシャルエディション」欧州発表…1958年の伝説的モデルに着想
  3. ホンダの最高級ミニバンが復活か?『エリシオン』後継でアルファードに挑む
  4. アストンマーティン、軍用SUV『Dreadnought』発表…「攻撃的な全輪駆動」を表現
  5. 次期『ノート』が日産復活の切り札となる? 2027年登場へ、価格は約30万円上昇か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 警察庁、高齢運転者技能検査を見直しへ 合格者の事故率を追跡調査してみたら…
  2. AIDVの開発にもAIを活用、日産がプラットフォームをデモ…AWS Summit Japan 2026
  3. 超高硬度クロムめっき、EV・半導体部品の長寿命化に貢献…大型量産設備をサン工業が稼働 
  4. 3000アンペアの急速充電に世界初成功、電動トラックの未来を切り開く…MAN
  5. 【日産 リーフ 新型】次世代EVのスタンダードを描いた、“スーパーエアロ”と“スーパーフラッシュ”デザイン
ランキングをもっと見る