アキュラ MDX、米国ベストセラー3列シート高級SUVに…2014年上半期

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新型アキュラ MDX
新型アキュラ MDX 全 3 枚 拡大写真

ホンダの海外向け高級車ブランド、アキュラは7月11日、2014年上半期(1-6月)の米国新車販売において、アキュラ『MDX』が3列シートの高級SUVカテゴリーのベストセラー車になった、と発表した。

新型アキュラMDXは2013年3月、ニューヨークモーターショー13で初公開。2001年、アキュラは初代MDXを発表。2003‐2006年には、ホンダMDXとして、日本市場にも導入された。新型MDXは、3世代目。

アキュラの最上級SUVに相応しい大型ボディは、新型でも健在。アキュラは新型MDXに「エアロスカルプチャー」と呼ぶ新しいデザイン言語を導入。滑らかなプロポーションやアーチ状のルーフラインが目を引く。3列シートの室内は、7名乗りのラグジュアリーな空間とした。

パワートレインは、先代の3.7リットルからダウンサイジングした新開発の直噴3.5リットルV型6気筒ガソリン「i-VTEC」。最大出力は290ps、最大トルクは36.9kgmを発生する。トランスミッションは、パドルシフト付きの6速AT。

駆動方式はSH-AWDと呼ぶ最新4WDと、歴代MDX初のFFの2種類を用意。走行状態によって 自動的にエンジンの3分の1または半分を休止するVCM(可変シリンダーシステム)を採用する効果もあって、米国EPA(環境保護局)予想燃費は、FF車の場合、市街地8.5km/リットル、高速11.9 km/リットル、複合モード9.8 km/リットルと良好。

7月11日、アキュラは2014年上半期の米国新車販売において、MDXが3列シートの高級SUVカテゴリーのベストセラー車になったと発表。その販売台数は3万0664台で、前年同期比は68.4%の大幅増を記録した。初代MDX登場から約15年間の累計販売台数は、69万2710台。アキュラは、「過去15年間、MDXは米国の3列シート高級SUVのベストセラーでもある」とコメントしている。

《森脇稔》

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