近畿運輸局、不正改造車61台に整備命令…6月

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街頭検査の様子
街頭検査の様子 全 2 枚 拡大写真

国土交通省では、毎年6月を不正改造車排除強化月間と定め、不正改造車を排除する運動を展開している。近畿運輸局管内において実施した街頭検査について、同局はその結果を取り纏めて発表した。

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発表によると、不正改造車の摘発にもっとも効果のある休日や深夜に行う特別街頭検査を運輸支局及び兵庫陸運部が各府県警察本部及び自動車検査独立行政法人近畿検査部と連携し、強化月間において4回実施した。

この特別街頭検査においては、延べ254台の車両に対し検査を行い、26台の車両の使用者に整備命令を発令した。

強化月間中に実施された街頭検査の実施回数は、支局等構内検査の回数36回を含む69回。昨年は92回だった。

延べ出動員数は572名で、内訳は国土交通省132名、警察186名、自動車検査法人等252名。

検査車両数は3665台で、昨年の4933台から約26%減少。そのうち不良車両数は、不正改造車が91台(昨年は94台) 、整備不良車が9台(同4台)となって、検査車両数は昨年より減少したのに、ほぼ同等の不良車両等を摘発しており、深夜や休日に特別街頭検査を実施した効果が現れている。

整備命令発令台数は61台で、主な不正改造項目は、窓ガラスへの着色フィルム貼付19台、マフラー改造10台、灯火装置の色等36台、タイヤ突出15台等となっており、車検切れで摘発された車両が1台だった。

《山内 博》

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