国交省、2014年5月度の造船統計速報を発表…受注29隻、68万9000総トン

船舶 行政
生産指数の推移
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国土交通省は7月14日、2014年5月度の造船統計速報を発表した。

造船の生産等実績の早期把握に資するため、同省が基幹統計「造船造機統計」の造船調査対象工場のうち、主要工場の主要項目の生産等実績についてとりまとめ速報化した。

発表によると、2014年5月分の造船主要53工場の鋼船受注・建造実績は、受注29隻で総トン数68万9000トン、起工29隻で総トン数125万4000トン、竣工24隻で総トン数79万2009トン、竣工船価818億円、生産指数47.4であり、生産指数の前年同月比は、28.6%減となった。

生産指数とは、当該月の竣工船価(合計)を、2010年の基準時の竣工船価(合計)の月平均値で除して求めた指数。本速報の生産指数は、主要工場分のみの速報値となる。

このうち、国内船の竣工実績は、合計3隻、総トン数7000トン、生産指数62.4であった。内訳は、自動車航送船が1隻、一般油送船が2隻だった。

また、輸出船の竣工実績は、合計21隻、総トン数78万5000トン、生産指数46.7だった。内訳は、貨物船が18隻で、そのうち一般貨物船は4隻(パナマ向け)、ばら積み船7隻(パナマ、シンガポール向け)、自動車専用船2隻(パナマ向け)、鉱石兼ばら積み船3隻(パナマ、マーシャル諸島等向け)、木材兼ばら積み船2隻(バハマ向け)となった。

輸出船の油送船は一般油送船1隻(リベリア向け)、LPG船1隻(パナマ向け)、化学薬品船1隻(パナマ向け)だった。

鋼船修繕実績は、144隻、工事金額70億円だった。

《山内 博》

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