フォード 欧州販売、6.6%増の60万台超え…2014年上半期

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フォード フィエスタ
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米国の自動車大手、フォードモーターの欧州法人、フォードオブヨーロッパは7月9日、2014年上半期(1-6月)の欧州市場における新車販売の結果を公表した。総販売台数は、2011年以降では最多の60万5400台。前年同期比は6.6%増と、欧州市場平均の6.3%を上回る伸び率を示す。

信用不安によって、欧州市場での落ち込みが続いていたフォードだが、ここ数か月は回復傾向。上半期の欧州主要20か国での市場シェアは、前年同期比横ばいの7.9%を確保する。

市場別の上半期実績は、英国が21万1700台でトップ。これに次いだのはドイツで、12万1600台。以下、イタリアが5万5000台、フランスが5万1900台、スペインが3万5800台、ロシアが3万1300台で続く。

上半期の車種別実績は、『フィエスタ』が16万6700台。『フォーカス』は12万1200台を売り上げた。『C-MAX』は4万9800台、『クーガ』は4万1500台。とくにクーガは新型投入の効果で、前年同期比4倍の伸び。商用車では、『トランジット』シリーズの販売が好調。

フォードオブヨーロッパのステファン・オデール社長は、「欧州での価格競争は、引き続き激しい。しかし、フォードの販売は強固な新車ラインナップにより、成長している」と述べた。

《森脇稔》

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