「ハーブ吸引で意識遠のいた」車両4台の多重衝突へ

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12日午後5時55分ごろ、大阪府枚方市内の府道で信号待ちをしていた軽トラックに対し、後ろから進行してきた乗用車が追突。弾みで対向車2台とも衝突する事故が起きた。クルマを運転していた32歳の男は脱法ハーブを使用した疑いがあり、逮捕されている。

大阪府警・枚方署によると、現場は枚方市新町2丁目付近で片側2車線の直線区間。乗用車は右折レーンで信号待ちをしていた軽トラックに追突。弾みで対向車線側へ逸脱し、対向車線を順走してきたクルマ2台とも続けて衝突。車両4台が関係する多重衝突に発展した。

この事故で被衝突側のクルマを運転していた38歳の男性が打撲などの軽傷。衝突側のクルマを運転していた同市内に在住する32歳の男は意識が朦朧とした状態で、車内からは脱法ハーブとみられる植物片と吸引用のパイプを発見。通報を受けて駆けつけた署員に自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕されている。

聴取に対して男は「信号待ちの際にハーブを吸引したら意識が遠のいた。事故は記憶にない」などと供述しているようだ。警察では押収した植物片の成分を分析するとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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