フォード マスタング 新型、エンジンスペック公表…2.3 直4ターボは310ps

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新型フォード マスタング
新型フォード マスタング 全 13 枚 拡大写真

米国の自動車大手、フォードモーターは7月17日、新型フォード『マスタング』のエンジンスペックを公表した。

新型マスタングは、2013年12月に発表。発表当時、エンジンのスペックは、暫定値の予想スペックが示されていた。今回、今秋の納車開始を前に、正式スペックが確定している。

新型の搭載エンジンは、米国ではガソリン3種類。中でも注目は、直噴2.3リットル直列4気筒ガソリンターボ「エコブースト」。マスタングといえば、大排気量のV8やV6のイメージが強い。しかし、新型は欧州に初投入されることもあり、2.3リットル直4ターボというダウンサイジングユニットを用意する。

この2.3「エコブースト」の確定スペックは、最大出力310ps、最大トルク44.3kgm。排気量をダウンサイジングしながら、ターボで過給することで、パフォーマンスと燃費の両立を追求した。

新型の標準エンジンに位置付けられるのは、自然吸気の3.7リットルV型6気筒ガソリン。こちらは、最大出力300ps、最大トルク41.5kgmを引き出す。

新型のトップユニットになるのが、自然吸気の5.0リットルV型8気筒ガソリン。先代をベースに、バルブトレインやシリンダーヘッドを中心に改良を受けており、最大出力435ps、最大トルク55.3kgmを発生する。新開発のインテークマニホールドが低速域での吸気性能を向上。燃費やアイドリングの安定性、排出ガスの低減に効果を発揮する。

なお米国では、新型マスタング(クーペボディ)の受注を2014年5月に開始。最も価格が安い3.7リットルV6搭載車の現地ベース価格は、2万4425ドル(約247万円)と公表されている。

《森脇稔》

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