年初5カ月の製造業への投資額、前年同期比100%増加…マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ)
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

今年年初5カ月で製造業が誘致した投資額が417億リンギとなり前年同期日100%の増加となった。

年初5カ月で認可された新規プロジェクトの数は196件、252億リンギ。年初5カ月で153件、165億リンギの拡張/多様化プロジェクトが承認された。既にマレーシアで投資を行っている製造業は再投資や合理化、拡張、多様化を通じて事業の競争力強化を図る計画だ。

化学・化学製品、基金属、石油製品(石油化学製品を含める)、電気・電子(E&E)、食品製造、輸送機器が全体の87.8%(366億リンギ)を占めた。

外国企業からの投資は順調で、年初5カ月に認可された製造業への外国投資額は252億リンギで、全体の60.3%を占めた。日本や中国、ドイツ、シンガポール、南アフリカからの投資が最も多く、外国投資の84.9%を占めた。

年初5カ月の製造業への国内投資額は165億リンギで件数は349件だった。

国営石油会社ペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)と伊藤忠による、ジョホール州ペンゲランにおける石油精製・石油化学コンビナート(RAPID)プロジェクトへの投資など10億リンギを超える大型投資も認可された。

千田真理子

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