オペルが統括会社、「オペルグループ」設立…GMの全欧州事業を集約

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米国の自動車最大手、GMの欧州部門のオペルは7月21日、統括会社の「オペルグループ」を設立し、GMの全欧州事業を集約すると発表した。

GMは2013年12月、欧州事業を再構築すると発表。シボレーブランドは、『コルベット』など、ブランドの象徴的なモデルを除いて、2015年末をもって欧州への導入を中止する。シボレー廃止後は、欧州ではオペル(英国ではボクスホール)の販売に注力するとしていた。

オペルは7月1日付けで、統括会社のオペルグループを設立。GMの全欧州事業を集約することに。今後はGMの欧州事業の全てに、オペルグループが責任を持つ体制へと移行する。

なお、オペルグループは、ロシア市場も担当。すでにオペルは、中期経営計画の「ドライブ2022」を発表しており、2022年までに欧州市場で、8%のシェア獲得を目指す。

オペル取締役会のカール-トーマス・ノイマンCEOは、「本日、我々はオペルグループとなった。これは、2022年の成長計画達成に向けた重要なステップ」とコメントしている。

《森脇稔》

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