アウディ ジャパンは、7月17日・18日の両日にドイツで開催された「第10回アウディ ツインカップ ワールドチャンピオンシップ」で、日本代表チームであるアウディ三重津の山田千晶氏、アウディ月寒の後藤樹人氏、アウディ岡山の岩佐武士氏の3名がサービス部門で優勝したことを発表した。
アウディ ツインカップは、サービスクオリティの向上を目的としたサービス技能コンテストで、全世界で毎年開催。各国の優勝チームは、その国の代表としてワールドチャンピオンシップに出場し、アウディ世界一の座を競う。今年は38カ国から75チームが参加。日本代表チームの優勝は、2011年「第7回アウディ ツインカップ ワールドチャンピオンシップ」でのアウディ高松のテクノロジー部門優勝についで2回目の快挙となる。
昨年開催された日本大会には、テクノロジー部門84チーム、およびサービス部門124チームが参加。テクノロジー部門ではアウディ松本が、サービス部門では優勝のアウディ三重津と準優勝のアウディ月寒および3位のアウディ岡山が、2014年のアウディ ツインカップ ワールドチャンピオンシップへの切符を手にしていた。
アウディ ツインカップには、整備技術を競う「テクノロジー」と、点検や整備で車両をお預かりする際、アウディオーナーとのコミュニケーションスキルを見る「サービス」の2部門があり、 ツインカップという名称もこの2部門に由来するもの。また競技は学科だけでなく、実車を使用した実技もともない、あらかじめ車両に設定された不具合の故障診断や、不具合原因を見つけ出すことなどの課題を制限時間内にこなすことが求められる。評価ポイントは「態度」「プロセス」「品質」「時間」。複数の要素が絡み合ったもので、技術のみならず作業の確実性と迅速さとチームワークも重要となる。
サービス部門日本代表は、これらひとつひとつの要素を極めて高いレベルでクリアするとともに、テクノロジー部門の日本代表メンバーやアウディ ジャパン アフターセールス本部のサポートを受け、「チーム アウディジャパン」の固い結束力で今回の輝かしい結果を手に入れた。