東洋ゴム、秋田港からロシアへタイヤをトライアル輸送…所要日数を大幅短縮

自動車 ビジネス 企業動向
ロシア市場向け自動車用タイヤの出荷風景
ロシア市場向け自動車用タイヤの出荷風景 全 2 枚 拡大写真

東洋ゴム工業は、ロシア極東向けのタイヤ輸出において、秋田港を利用したトライアル輸送を7月30日に実施すると発表した。

【画像全2枚】

同社の仙台工場は、仙台港と約25kmの至近にあるため、同工場で製造した海外向け市販用タイヤは現在、仙台港の外航本船や内航本船を利用して輸出されている。輸出先のひとつであるロシア極東へは、仙台港から太平洋周りで一旦韓国の釜山港を経由して輸送されるため、輸送日数は15日程度を必要としている。

今回、秋田県環日本海交流推進協議会が、秋田港からロシア極東地域への輸出拡大の可能性を探るため、コンテナ貨物のトライアル輸出を実施。同社は荷主としてロシア市場向けタイヤの輸送手段に今回のトライアルを活用する。

トライアルでは、秋田港から3日間でロシア極東に到着する直航ルートが採用されるため、同社製品の輸送リードタイムは大幅な短縮が見込まれる。

同社は今後、輸送ルートやロシア極東での港湾荷役ハンドリングなどを検証し、秋田港の利用による顧客サービス向上の実現に向けて、準備検討を進めていく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 無線LAN内蔵&業界最大4.0インチ、ブリッツのレーザー&レーダー探知機「TL406RW」が発売
  2. 冬を愉しむ上質な『ブリザック WZ-1』は“大人のスタッドレス”、想像を超える快適さは非降雪地域のユーザーにこそおすすめPR
  3. 「ソウルレッド」も完全再現!クルマ用塗料を使ったマツダ公式『ロードスター』スマホケース発売
  4. スバル『レオーネ』のピックアップ『ブラット』、670馬力のジムカーナマシンに変身…SEMA 2025
  5. ポルシェ『911 GT3ツーリング』、コロンビアの熱帯雨林をテーマにした「オセロット」発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る