丸紅、シドニー近郊鉄道事業に参画へ…豪州初の全自動運転

鉄道 企業動向
丸紅などが出資参画を予定しているコンソーシアムがシドニー近郊鉄道(NWRL)の優先交渉事業者に選定された。画像はNWRLのイメージ。
丸紅などが出資参画を予定しているコンソーシアムがシドニー近郊鉄道(NWRL)の優先交渉事業者に選定された。画像はNWRLのイメージ。 全 2 枚 拡大写真

丸紅は7月18日、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州政府によるシドニー近郊線鉄道システム(NWRL)の事業権選定入札で、丸紅と丸紅オーストラリアが出資参画を予定しているノースウェスト・ラピッド・トランジット・コンソーシアム(NRT)が優先交渉事業者に選定されたと発表した。

NWRLは、シドニー北西部で23km・8駅の新線建設と既存路線の改修を行い、総延長36kmの鉄道システムを建設・運行・保守する都市鉄道プロジェクト。総事業費は約8000億円で、2019年の開業が予定されている。オーストラリアで建設中の公共交通プロジェクトの中では最大規模の都市鉄道事業となり、オーストラリア初の全自動運転システムも導入される。NRTは今後、州政府と連携して今年後半の官民連携(PPP)契約の締結・発効を目指す。

丸紅は2011年、ゴールドコースト市に導入される路面電車のPPP事業者の最大株主として参画。その後も同国における鉄道PPP事業を重点分野と位置付けて事業展開してきたという。ゴールドコーストの路面電車は今年中に開業する予定だ。

《レスポンス編集部》

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