キャデラック 世界販売、11.7%増の12.5万台… 中国は71.7%の大幅増 2014年上半期

自動車 ビジネス 海外マーケット
キャデラックXTS
キャデラックXTS 全 5 枚 拡大写真

米国の自動車最大手、GMの高級車ブランド、キャデラックは7月16日、2014年上半期(1-6月)の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は12万5028台。前年同期比は11.7%増と、2桁の伸びを達成した。

キャデラックの最量販市場は、引き続き米国。2014年上半期は、6万8176台を販売。ただし、前年同期比は2.3%減と後退している。

これまで好調だった新型スポーツセダンの『ATS』は上半期、米国で1万2552台を販売。前年同期比は20.2%減と、新車効果が薄れた。一方、新型を投入した『CTS』は、前年同期比8.8%増の1万3834台と好調。

SUVでは、『SRX』(日本名:『SRXクロスオーバー』)が2万4212台と、米国でのキャデラックの最量販車に。前年同期比は20.6%増と大きく伸びた。フルサイズSUVの『エスカレード』も、2.6%増の4764台と堅調。

最も成長率が高かったのは、中国。2014年上半期は、過去最高の3万3760台を販売。前年同期比は71.7%増と大きく伸びた。キャデラックによると、中国ではSRXと『XTS』、ATSの3車に、根強い需要が存在するという。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、第3世代e-POWER向けエンジンに世界初技術…コールドスプレー工法バルブシート採用
  2. 「マークXの面影が…」タイで発表された新型「ヤリスセダン」がかっこいいと話題に!「教習車にも」の声
  3. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  4. いすゞ細井社長、「1年1年積み上げていけば収益は出てくる体制になっている」
  5. かつてのテラノ…日産『パスファインダー』改良新型、これが最終デザインだ! 新エンジン導入も?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る