ロールスロイス、トレントXWBエンジンの高推力型が初起動…2017年に実用化

航空 企業動向
ロールスロイス トレントXWB-97
ロールスロイス トレントXWB-97 全 3 枚 拡大写真

ロールスロイスは、世界で最も高効率の高推力型ターボファンエンジン「トレントXWB-97」を初めて起動したと発表した。

推力4万4000kgのトレントXWB-97は、『エアバスA350-1000』に搭載される唯一のエンジンで、2016年にテストフライトを実施し、2017年に運航開始する予定。

高温耐久性の高い新型タービン技術や、大型エンジンのエアロダイナミクスを考慮した、先進的なファンなどによってA350-1000の航続距離を伸ばすことに貢献する。

ロールスロイスは今年5月、推力約3万8000kgの最初のトレントXWBエンジンをエア『バスA350XWB』向けに供給した。今年末にカタール航空が運航開始する予定。

トレントXWBエンジンは、A350XWB向けに特別に設計したエンジン。過去最速のペースで受注しており、既に1400基以上を受注している。

《レスポンス編集部》

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