クライスラー、ジープ 79万台をリコール…点火スイッチの不具合

自動車 ビジネス 海外マーケット
先代ジープ グランドチェロキー
先代ジープ グランドチェロキー 全 2 枚 拡大写真

米国の自動車大手、クライスラーグループは7月22日、イグニッション(点火)スイッチの不具合により、全世界でおよそ79万2300台のジープ車を、リコール(回収・無償修理)すると発表した。

画像:ジープ2車

クライスラーグループのイグニッションスイッチの不具合は、GMと同様の内容。走行中、キーホルダーにドライバーの膝が当たることにより、キーがエンジン停止またはアクセサリーの位置へ動く。この状態では、エンジンが止まるため、パワーステアリングやブレーキブースターが作動せず、危険。また、この状態で事故を起こせば、エアバッグは展開しない。

リコールの対象車種は、2005-2007年モデルのジープ『グランドチェロキー』と、2006-2007年モデルのジープ『コマンダー』。合計約79万2300台をリコールする。

79万2300台の内訳は、米国が64万9900台と最多。カナダは2万8800台、メキシコは1万2800台、NAFTA地域以外が10万0800台となる。

なお、クライスラーグループでは、対象車を保有する顧客に対して、全てのキーホルダー類を外すよう呼びかけている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…土曜ニュースランキング
  2. 三輪EV『coffret』、ヤマダデンキ横浜本店で販売開始…試乗も可能
  3. 三菱の新型SUV『デスティネーター』、最高の安全性評価…ASEAN NCAP
  4. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  5. 「3つの味」が選べる新型トヨタ『RAV4』日本仕様が一般公開! 2025年度内発売へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る