国内初、乗り捨て方式のカーシェアリングを横浜で開始…スマートEV 20台導入

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スマート ワンウェイ カーシェアリング「smaco」
スマート ワンウェイ カーシェアリング「smaco」 全 4 枚 拡大写真

メルセデス・ベンツ日本(MBJ)、オリックス自動車、アマノの3社は、国内初となるワンウェイ(乗り捨て)方式のカーシェアリングサービス「スマート ワンウェイ カーシェアリング」(愛称:smaco)を、9月1日より横浜市内で開始すると発表した。

同サービスは、今年3月27日付け国土交通省通達「いわゆるワンウェイ方式のレンタカー型カーシェアリングの実施に係る取り扱いについて」に基づき、9月1日からの運用開始に合わせて全国で初めて取り組むもの。また、同サービスは横浜市の「横浜・低炭素交通プロモーション」に選定。今後、低炭素交通の普及・啓発を併せて行う。

同サービスでは、マイクロコンパクトカー「スマート電気自動車」20台を導入し、アマノグループが管理する横浜市内全8か所の駐車場を拠点にオリックス自動車がカーシェアリングサービスを提供する。「法改正によるサービス開始で実証実験ではない」(オリックス自動車)としながらも、今回のサービス期間は2015年3月 31日までの7か月間で、顧客の利用状況や要望などを検証する。

ワンウェイ方式のカーシェアリングが普及することで、通勤や観光などの目的で公共交通機関とカーシェアリングを組み合わせる「パーク&レールライド」の利便性が向上。不要不急な車の利用を抑えることで、渋滞の緩和やCO2排出量の削減効果が期待できる。

メルセデス・ベンツ日本はスマートEV車両20台の提供を、オリックス自動車はカーシェアリングシステムを、アマノは駐車スペースと充電器をそれぞれ提供し3者協業の乗り捨てカーシェアリングが実現した。

《纐纈敏也@DAYS》

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