中国の電池製造大手、BYDの自動車部門、BYDオートは7月16日、ブラジルに同社初の工場を建設すると発表した。
BYDオートは工場建設に、2億レアル(約90億円)を投資。ブラジル・サンパウロ州カンピナースに、工場を建設する。同社にとって、海外での生産工場は、米国に次いで、ブラジルが2か所目。
ブラジル工場は、2015年に操業を開始する予定。EVバスを、年間で最大1000台組み立てる。そのバッテリー(二次電池)も、生産する計画。
工場が稼働すれば、450名の新規雇用が創出される見込み。工場稼働後は、段階的に工場を拡張していく。
BYDの王伝福 会長は、「EVバスとそのバッテリーの生産に加えて、将来的にソーラーパネルやエネルギー貯蔵システムの生産も行いたい」とコメントしている。