東海ゴムは7月28日、2014年4-6月期(第1四半期)の連結決算を発表した。
それによると、売上高950億2200万円(前年同期比+17.6%)、営業利益は15億2200万円(-19.4%)、経常利益は11億8900万円(-28.8%)、四半期純利益は9300万円(-78.5%)だった。
国内市場は消費税率引き上げによる駆け込み需要の反動があったものの、海外市場では米国や中国で販売が堅調に推移。また、昨年子会社化した一部の会社の業績を前年第2四半期より連結していることから、売上高は前年同期を上回った。一方、これまで好調だったタイ子会社の業績が現地の政情不安により落ち込んだことに加えて、海外買収会社ののれん償却費負担も響き、営業利益はマイナスとなった。
通期業績見通しは、売上高4000億円(前期比+8.4%)、営業利益は160億円(+17.8%)、経常利益は140億円(+26.8%)、当期純利益は50億円(+22.7%)とした。