【新聞ウォッチ】経団連の「企業広報功労・奨励賞」に日産自動車の濱口広報部長ら選出

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2014年7月29日付

●ハイテク農機市場開拓、体に装着負担軽減、若者向けデザイン(読売・8面)

●経団連、企業広報大賞に森ビル(読売・8面)

●ソニー、本社土地売却へ(読売・8面)

●幻の客車世紀超え復活、来夏九州で(朝日・6面)

●カーシェア乗り捨てもOK、横浜拠点に9月から(朝日・7面)

●ホンダジェット一般公開「受注100機上回る」(毎日・7面)

●全トヨタ労連、新会長に佐々木氏(産経・10面)

●外環道計画「強行」手続期、練馬ー世田谷間地権者反発も(東京・30面)

●マツダ、フォードと協業解消、乗用車生産、タイ合弁の設備取得(日経・1面)

●日産、純利益37%、4~6月、欧米販売2ケタ増(日経・13面)

ひとくちコメント

経団連の関連団体の財団法人・経済広報センター(会長・榊原定征経団連会長)が、優れた企業広報を実践している企業、個人を表彰する第30回「企業広報賞」を選出した。

きょうの各紙が報じているが、大賞には、虎ノ門ヒルズ開業で東京の新たな魅力を広く世界に発信し、町や地域のイメージ変革に寄与したなどとして森ビルが受賞した。

また、「企業広報経営者賞」にはダイキン工業の井上礼之会長と、カルビーの松本晃会長を選出。さらに、現場で優れた広報活動を続ける担当者・担当部門を表彰する「企業広報功労・奨励賞」には、西武ホールディングスの西山隆一郎広報部長と、日産自動車の濱口貞行・国内企業・商品広報部長が選ばれた。

このうち、濱口氏は「24年にわたり企業広報および商品広報担当としてメディア対応に携わり、厳しい状況下でも迅速かつ一貫性を持って情報公開に努める姿勢はメディアからも評価が高く、また、日産のCEOをはじめとする役員の発信力を最大限に生かし、戦略的な対外広報や国内ステークホルダーとのコミュニケーションに努めている」ことが授賞の理由という。

濱口氏は日産の社内ばかりではなく自動車メーカーの現役広報マンの中でも最長老格。ゴーン体制後は不得手な語学では苦労をしたが、国内広報のカナメとしてメディアとの交渉や若手社員の指導などにも熱心に努めてきた。

余談だが、濱口氏の岳父は、今年6月17日に死去した元TBS社長の濱口浩三氏で、折しも今週8月1日には、都内のホテルで「お別れの会」が営まれる。濱口氏にとって悲喜交々の週となる。

《福田俊之》

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