若田光一宇宙飛行士が日本に帰還「国際宇宙ステーションはもっともっと使える」

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若田光一宇宙飛行士が日本に帰還「国際宇宙ステーションはもっともっと使える」
若田光一宇宙飛行士が日本に帰還「国際宇宙ステーションはもっともっと使える」 全 4 枚 拡大写真

2014年7月29日、昨年11月から今年5月14日まで国際宇宙ステーション(ISS)での約6カ月間の長期滞在とコマンダー任務を終えて帰還した若田光一宇宙飛行士が日本に帰国。ミッションの成果報告記者会見を行った。

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若田光一宇宙飛行士は、2013年11月7日、カザフスタン・バイコヌール宇宙基地からロシアのソユーズ宇宙船でISSへ出発。第38/39次長期滞在クルーとして約6カ月間、ISSに滞在した。日本の実験棟「きぼう」からの超小型衛星放出や微小重力環境での運動による骨密度低下対策など多様なミッションを実施し、2014年1月にはオービタル・サイエンシズ社の「シグナス」、4月にはスペース X社の「ドラゴン」、2機の民間ISS輸送船を迎えた。ドラゴン到着時には、ロボットアーム「カナダアーム2」で輸送機のキャプチャを担当している。2014年3月から、第39次ISSコマンダーに就任、アメリカとロシアの宇宙飛行士5名の安全や円滑なミッション実施に責任を担う立場となった。今年5月14日には、長期滞在とコマンダー任務を終え、ソユーズ宇宙船でカザフスタンへ帰還している。

6カ月間過ごしたISSという軌道上の実験施設について、若田宇宙飛行士は「国力のバロメーター」と表現した。「『こうのとり(HTV)』で打ち上げた超小型衛星を、『きぼう』のエアロックとロボットアームの能力を活かして放出する、これはどこの国もこれまでやってきていなかった。米国からもっと使いたいという要請が高まってきている。ISSの能力はまだ最大限使いきれておらず、もっともっと色々なことができる。 運用の効率性などレビューが必要だが、ISSの能力をもっと活かすよう、積み重ねていくべき」と話した。

ISSなど宇宙の活動を地上に伝える、広報・アウトリーチ活動については「宇宙飛行士にとってあたりまえと思うようなことでも、自分が初めて宇宙に行ったときのことを思い起こせば、無重力でモノが落ちないということも新鮮だった。今、自分が地上から宇宙に来たばかりであればどう思うか、という視点で、驚きや面白いと思うものを皆さんにお伝えしたい。映像や、日本の上空で多く撮った写真など、YouTubeやTwitterを通して共有したい」としている。

若田宇宙飛行士の活動の様子は、8月から順次全国で開催されるミッション報告会で、多数の映像と共に紹介される予定だ。

《秋山 文野》

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