リーチエナジー、石油ガス資産買収を計画 8月15日のIPO後に

エマージング・マーケット 東南アジア

石油・ガス(O&G)特別買収目的会社(SPAC)、リーチ・エナジーは8月15日にブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)への上場を予定しており、7億5,000万リンギを調達すると見込んでいる。

新規株式公開(IPO)後1-2年後にはO&G資産の買収を行う計画だ。

シャフル・ハミド社長によると、リーチ・エナジーは買収のターゲットを絞るために調査を行っている。国際的な石油会社の多くが事業合理化のために成熟した油田などの資産を手放す動きを見せているという。このことから、投資の候補となる資産は豊富で今後も多くの機会があると見込んでいる。

リーチ・エナジーの上場においては、実業家のチュア・マーユ氏の息子、チュア・サイメン氏、レンバガ・タブン・ハジ、CIMBプリンシパル・アセット・マネジメント、ホンリョン・アセット・マネジメント、MKWジャヤ、MTDキャピタルなどが戦略投資家となると見込まれている。戦略投資家は合計で2億1,000万株を取得すると見られている。

リーチ・エナジーはIPOで1株75センで10億株を売り出す予定。9億8,000万株は特定の投資家向け、残りの2,000万株が一般投資家向けとなる。O&G資産の買収に向けた承認を得るまで、調達資金の94.75%に当たる7億1,060万リンギをイスラム投資信託に投資する。
(ザ・スター、ニュー・ストレーツ・タイムズ、7月25日)

千田真理子

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