LCCの利用経験者、4.3ポイントアップの15.8%に…JTB総研アンケート調査

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JTB総合研究所は、「LCC利用者の意識と行動調査2014」を発表した。

これはLCC(格安航空会社)のイメージや利用実態、今後の利用意向などをアンケート調査したもので、2013年7月に続いて2回目。

それによると2012年以降、航空機を利用した人で、国内線LCCの利用率は15.8%と、前回調査から4.3ポイント増えた。特に男性19~29歳の伸び率が最も高く、7.8ポイント上昇した。地域では関西での利用経験率が29.6%で10.8ポイントアップした。

航空会社別では、ジェットスタージャパンが7.9%、ピーチアビエーションが6.7%だった。

国内線LCC利用者にLCC就航で旅行に変化があったかを聞いたところ、「同じ行き先でもLCCを選択するようになった」が32.5%で最も多かった。「LCCがきっかけで国内旅行をした」も28.7%、「旅行回数が増えた」が23.7%だった。「特に変化なし」は23.8%。

旅行回数の変化では、年間平均旅行回数は4.7回で2.3回上昇した。

国内線LCCを利用した旅行の目的は「観光」が73.4%で最も高いものの、1.3ポイントダウンした。「業務出張」は12.7%で6.2ポイント減少した。

国際線LCCは「観光」が81.6%、「業務出張」が16.3%だった。

旅行の同行者は、国内線LCCでは一人旅が31.8%で最も多かった。国際線は夫婦・恋人とが30.4%で最も多く、一人旅は25.7%だった。

LCCを選んだ理由では「他の手段より安いから」が圧倒的で国内線が87.9%、国際線が82.3%だった。

国内線LCCの評価では「前席との間隔が狭い」(73.6%)や「飛行機の出発・到着が遅れる可能性が高い」(57.8%)など、マイナスイメージも依然として強い。

《レスポンス編集部》

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