日本の伝統工芸テイストが注入されたグッチのバッグ…ヒデがつないだ縁

エンターテインメント 話題
左から、中田英寿氏とグッチCEOのパトリツィオ・ディ・マルコ氏
左から、中田英寿氏とグッチCEOのパトリツィオ・ディ・マルコ氏 全 4 枚 拡大写真

元サッカー選手の中田英寿が代表理事を務める「TAKE ACTION FOUNDATION」が7月19日、日本の伝統工芸や文化、技術を再評価するイベント「REVALUE NIPPON PROJECT CHARITY GALA 2014 with GUCCI」を開催した。

“REVALUE NIPPON PROJECT”は2010年にスタートしたプロジェクト。“陶磁器”や“和紙”など毎回異なるテーマを設けて、さまざまな分野のアーティストやデザイナーがコラボレーション作品を発表している。今年のテーマは“型紙”で、プロダクトデザイナーの喜多俊之氏を始めとする全5チームが作品を出品した。

昨年に引き続きメインスポンサーを務めた「グッチ(GUCCI)」は、コラボレーション作品として「レディ ロック」と「ニューバンブーバッグ」の2品を共同制作した。これらの作品には、「伊勢型紙」の精緻な彫刻技法と、「甲州印伝」の革工芸技術が取り入れられている。CGパターンが施された黒の鹿革と最高級のカーフレザーを組み合わせ、「レディ ロック」にはアクセントとしてラゲージ スタイルのメタル クロージャーを配した。

この「ニューバンブーバッグ」は8月30日からグッチ銀座で先行予約を受け付ける。売上の20%は、日本の伝統工芸支援のために「TAKE ACTION FOUNDATION」へと寄付される。

その他、会場には白州信哉氏などの共同制作による「型紙自転車」などが出品された。この作品には現代自転車の原型を発明したイギリスと伊勢型紙の技術が生かされており、コラボレーションの中に伝統工芸の新たな価値を創造するというプロジェクトの趣旨を象徴している。

グッチが日本の伝統工芸とのコラボレーション。新作バッグ発表

《HEW》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  4. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  5. 日産『リーフ』新型発売にスタンバイ、家庭用充電器や太陽光パネル設置支援、米国でサービス開始へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る