スバル富士重、高橋専務「新型 レガシィの北米販売に強い自信」

自動車 ビジネス 企業動向
スバル レガシィ 新型(北米モデル)
スバル レガシィ 新型(北米モデル) 全 5 枚 拡大写真

富士重工業の高橋充取締役専務執行役員は7月31日に都内で開いた決算会見で、新型『レガシィ』の北米市場での動向について「旧型の売り切りが極めて順調にいっている」とした上で、「北米での販売については強い自信を持っている」と強調した。

【画像全5枚】

高橋専務は「レガシィは北米で、まさに7月から新型に切り替わったばかりで、本当の勢いというのはこれからだと思うが、ポジティブなのは旧型の売り切りが極めて順調にいっているということ。インセンティブも非常にコントロールされた水準で売り切りが進んでいる」と説明。

さらに「通常、旧型車の在庫が多いと新型に切り替わるまでに時間がかかったり、インセンティブが膨らむが、レガシィに関しては極めて順調に新型に切り替わっている。まだ本当のお客様の評価はこれからだが、ディーラーからの評価は極めて良くて、新型レガシィの北米での販売については強い自信を持っている」と語った。

また主力の北米市場でインセンティブ競争が激化していることに関しては「幸いなことにスバルは、そういう競争に巻き込まれていない。この第1四半期もインセンティブは台あたり加重平均で1000ドルだった。これはモデル末期になった『レガシィ』、『アウトバック』を含んだ加重平均。一般的にアメリカの台あたりインセンティブは2400~2600ドルくらいといわれている中で、極めてここはマネージメントされている。インセンティブに関してはあまり懸念していない」とも述べていた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. 三菱自動車の営業利益81%減、赤字92億円 2025年度上半期決算
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
  5. 原付スポーツカーを受注生産!日本一周4万6000km走破の実力、ICOMAが提案する「おもちゃ箱」のようなモビリティ…ジャパンモビリティーショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る