【F1 日本GP】可夢偉「表彰台は厳しくても自動車の素晴らしさ、新しいF1を伝えたい」

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今年のF1日本グランプリの抱負を語る小林選手
今年のF1日本グランプリの抱負を語る小林選手 全 4 枚 拡大写真

7月31日、モビリティランドが今年のF1日本グランプリの見どころや取り組みについて記者発表を行った。その席には、ハンガリーから帰ったばかりの小林可夢偉選手も参加し、2年ぶりとなる鈴鹿でのF1への意気込みなどを語った。

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----:今季シリーズの19戦中11戦を終えたところだが、前半戦を振り返っての感想は

小林可夢偉選手(以下、可夢偉):厳しい戦いばかりでチームの状態も安定していなかったので、よく、ここまで残ってこれたなという思いもある

----:後半戦に向けての思いはどうですか

可夢偉:車両のアップデート(改良)が入るというのは必要なことで、期待もあります。あとはこちら側がアップデートをどう生かせるかだと思っている

----:可夢偉選手にとって日本グランプリとはどんなレースなのでしょうか

可夢偉:1年に1回、たくさんの人が応援してくれる日本でレースができるということで気持ちも高まるし、歴史あるサーキットでのレースを楽しみにしています

----:イギリスグランプリでは、ナイジェル・マンセル氏との対談が実現していましたが、会ってみての感想は

可夢偉:まさかのマジックを披露されてびっくりしました(笑)。じつは、マンセルさんに会うのは初めてではなく、シルバーストーンのレースで違反をしたときに怒られたスチュアートがマンセルさんでした。罰金200万くらいだと怒られましたが、ホンダとも付き合いが長く自分のことを評価してくれている人でした。日本グランプリでは当時のマシンのデモ走行があると聞いているので、これも楽しみにしています。昔のエンジンは音も違うようですね。

----:ご自身も、F1を走るのは子どもたちの夢をつなぐためだとおっしゃっています。今年の鈴鹿はファミリーシートを拡充するなど子どもの多いグランプリになるのではないかと思います。この点についてどう思いますか

可夢偉:10年、20年先を見た取り組みは重要ですね。日本は自動車産業の強い国なので、モータースポーツファンだけでなく、一般の人たちにも自動車の大切さを伝えたいと思っています

----:最後に10月の日本グランプリに向けての抱負をお願いします

可夢偉:2年ぶりの鈴鹿となるわけですが、正直なところ今の状態では、はっきり表彰台を狙いますとは言えません。しかし、その中で最大限のレースをして、新しいF1の魅力を伝え、みなさんも楽しめるストーリーを作れるように頑張ります。

《中尾真二》

テクノロジージャーナリスト・ライター  中尾真二

アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。現在はWebメディアを中心に取材・執筆活動を展開。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から利用し、ネットワーク、プログラミング、セキュリティについては企業研修講師もこなす。エレクトロニクス、コンピュータのバックグラウンドを活かし、自動車業界についてもテクノロジーを中心に取材活動を行う。

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