三菱自動車の米国市場における主力車種のひとつ、『アウトランダー』。同車の先代(初代)モデルが米国において、リコール(回収・無償修理)を行うことが分かった。
これは7月31日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。「三菱自動車の米国法人、三菱モータースノースアメリカから、アウトランダーに関するリコールの届け出を受けた」と公表している。
今回のリコールは、オイル漏れが原因。NHTSAによると、アウトランダーのATFが漏れてトランスファーケースに入り込み、ATがシフトできなくなる恐れがあるという。
リコールの対象となるのは、2007年モデルと2009年モデルのアウトランダーの一部。
三菱モータースノースアメリカでは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店で点検を行い、必要なら、トランスファー一体を交換するリコール作業を行うとしている。