米国の自動車最大手、GMの中国合弁、SAIC-GM(上海通用五菱汽車)が中国市場専用に立ち上げた低価格ブランド、「宝駿」。その最新モデルが、現地で発売された。
これは7月30日、SAIC-GMが明らかにしたもの。宝駿『730』を中国市場に投入している。
宝駿ブランドは2010年11月、中小型クラスの4ドアセダン、『630』を現地発売。これに続いて、小型の5ドアハッチバック、『Lechi』(『マティス』)をリリースし、車種ラインナップを拡大してきた。
7月30日、中国で発売された宝駿『730』は、宝駿ブランドの家族向け車両。3列シートで最大7名が乗車できるMPVだ。ホイールベースは2750mm。SAIC-GMによると、中国Bセグメントでクラス最長のホイールベースを備えているという。
エンジンは、直列4気筒ガソリンのみで、排気量は1.5リットルと1.8リットル。1.5リットル搭載車は、14km/リットルと良好な燃費性能を実現する。