ボルボカーズ 世界販売、8.3%増の3.6万台…中国は47.8%増  7月

自動車 ビジネス 海外マーケット
ボルボ S60L
ボルボ S60L 全 5 枚 拡大写真

スウェーデンの高級車メーカー、ボルボカーズは8月1日、7月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は3万6438台。前年同月比は8.3%増と、13か月連続で前年実績を上回った。

市場別では、西欧の回復傾向が続く。7月は1万4429台を売り上げ、前年同月比は8.3%増と、6か月連続のプラス。このうち、地元スウェーデンは4100台を販売し、前年同月比は25.8%増と、7か月連続で増加した。

また中国では7月、6858台を販売。前年同月比は47.8%増と大きく伸び、2桁増を維持する。『XC60』や中国専用ロングボディの『S60L』が牽引役を果たす。一方、米国では7月、4897台を販売。前年同月比は17.1%減と、3か月連続のマイナスとなった。

車種別の7月販売実績では、XC60が1万0803台を売り上げ、引き続きボルボカーズの最量販車に。前年同月比は22.6%増と、15か月連続のプラスとなった。新型『V40』シリーズが前年同月比5.5%増の9006台、『V60』が前年同月比5.8%増の4466台で、これに続く。

新型V40シリーズでは、通常のハッチバックが前年同月比2.5%減の6880台と、マイナスに。しかし、『V40クロスカントリー』は44%増の2126台と、引き続き好調。

ボルボカーズの2014年1-7月世界新車販売は、前年同期比9.3%増の26万5451台。2013年の世界新車販売は、前年比1.4%増の42万7840台だった。ボルボカーズのグローバル営業担当、ベルナード・ブラッドレイ副社長は、「好調な販売実績が持続しているのは、喜ばしい限り。顧客は新商品と新エンジンに、明確な支持を示している」と述べた。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  3. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  4. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  5. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る