レーサー長谷見昌弘、38年前のニキ・ラウダとの邂逅を告白

モータースポーツ/エンタメ 映画
長谷見昌弘(元レーシングドライバー)&ポニーキャニオン グラドル映画宣伝部(高崎聖子、倉持友香、鈴木咲)/『ラッシュ/プライドと友情』Blu-ray&DVD発売記念記者会見
長谷見昌弘(元レーシングドライバー)&ポニーキャニオン グラドル映画宣伝部(高崎聖子、倉持友香、鈴木咲)/『ラッシュ/プライドと友情』Blu-ray&DVD発売記念記者会見 全 7 枚 拡大写真

8月4日(月)、アカデミー賞監督ロン・ハワードが天才F1ドライバーたちの実話を描いた『ラッシュ/プライドと友情』のBlu-ray&DVD発売記念記者会見が都内で行われ、元レーシングドライバーの長谷見昌弘が登壇。生で見た天才たちの印象や想い出エピソードを語った。

長谷見氏は物語の舞台ともなった、1976年の日本GP(正式名称「1976年F1世界選手権 in Japan」)に出場。予選1回目で突如4位に浮上、今作の主人公ジェームス・ハント、ニキ・ラウダたちとポールポジションを争うものの、予選2回目で大クラッシュに巻き込まれ、「奇跡的に無傷でしたが、激突の瞬間は終わったと思いました」と壮絶エピソードを回想した。

当時、実際のラウダは日本のチームにも敬意を払っていたそうで、「サーキットに集まった時に、ラウダは全チームのパドックを回ってマシンをチェックしていましたよ。日本人のマシンもね。いわば“素人”が作ったマシンを(笑)。彼以外はバカにして、見もしなかったですね」と貴重なエピソードを告白。分析家だったラウダの一面がよく分かる逸話だ。

肝心の映画についても、「実際のレースのシーンに、マシンですね。よく揃えたなと思います。この2人もよく似ている(笑)。ハントとラウダにソックリです」と太鼓判を押すも、「でも、僕は映画の中に出てこなかったですね(笑)」と最後は恨み節(?)も。

また、“ポニーキャニオン グラドル映画宣伝部”として活動中の高崎聖子、倉持友香、鈴木咲も登壇。同作に続いて、9月リリースの『ローン・サバイバー』の宣伝活動もする予定だ。

<『ラッシュ/プライドと友情』Blu-ray&DVD>
【セル】Blu-ray スチールケース仕様【4,000個 初回限定生産】 ¥6,264(本体)+税
【セル】Blu-ray(1枚組) ¥5,076(本体)+税
【セル】DVD(1枚組) ¥4,104(本体)+税

発売中
発売元:ギャガ 販売元:ポニーキャニオン ※レンタル版同時リリース!
(C) 2013 RUSH FILMS LIMITED/EGOLITOSSELL FILM AND ACTION IMAGE.ALL RIGHTS RESERVED.

伝説のレーサー・長谷見昌弘が映画さながらの壮絶クラッシュ体験語る 映画『ラッシュ』

《text:cinemacafe.net》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る