GM、米国で5件のリコールを発表…合計27万台が対象

自動車 テクノロジー 安全
サターン・ビュー
サターン・ビュー 全 1 枚 拡大写真

米国の自動車最大手、GMは8月8日、5件の異なる不具合により、米国でおよそ27万台をリコール(回収・無償修理)すると発表した。

今回のリコールは、GMの一連のイグニッション(点火)スイッチの不具合による大規模リコールを受けて、過去の不具合がリコールに当たるかどうか、精査していた過程で発見されたもの。

27万台のうち、最も台数が多いのが、イグニッションキーの不具合。これはキーがオフの位置以外でも、抜ける可能性があるという内容。走行中、キーが抜けると非常に危険な状態となる。GMによると、この不具合で少なくとも2件の事故が起き、1名が負傷したという。

リコールの対象となるのは、すでにブランド廃止となったサターンのSUV、『ビュー』の2002-2004年モデル。米国で販売された20万2115台がリコールに該当する。

この他、2013年モデルのキャデラック『ATS』を含む2車種では、シートベルトの不具合を発表。4万8059台をリコールするなど、合計で26万9000台をリコールするとしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. 【スズキ ソリオバンディット 新型試乗】ソリオの魅力は“実用前提のちょうどよさ”にある…島崎七生人
  5. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る