川崎重工、株主代表訴訟で村山社長ら側に補助参加へ

航空 企業動向

川崎重工業は、防衛省の新多用途ヘリコプターに関する官製談合事件で、同社の村山滋社長らが株主から損害賠償を求められた訴訟で、被告(取締役と元取締役)側に補助参加することを決定したと発表した。

今回の補助参加については、監査役全員の同意を得ているとしている。

村山社長と元取締役の高尾光俊氏の2人は、46億2800万円の損害賠償を求めて株主代表訴訟を起こされた。

同社による調査の結果、防衛省との新多用途ヘリコプター開発事業にかかる契約に関する官製談合防止法違反被疑事件で、被告2人には原告株主が主張するような義務違反はなく、原告株主の請求には理由がないとしている。同社では、訴訟が内部統制システムのあり方などを争点とし、同社の経営体制に対する信頼性が直接問われる訴訟になると想定。

このため、訴訟で被告側に補助参加し、内部統制システムの整備状況を含む同社の経営体制に不備がなかったことを明らかにする必要があると判断したとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  3. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  4. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  5. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る