インドのタタ決算、純利益は3.1倍の大幅増益…ジャガー・ランドローバーが貢献

自動車 ビジネス 企業動向
タタ ナノ
タタ ナノ 全 1 枚 拡大写真

インド自動車大手のタタモーターズは8月11日、2014年度(2014年4月-2015年3月)の4-6月期決算を明らかにした。

同社の発表によると、傘下のジャガー・ランドローバーを含めた売上高は、前年同期比38.2%増の6468億3000万ルピー(約1兆0820億円)。純利益は539億8000万ルピー(約900億円)。前年同期の実績に対して、3.1倍の大幅な増益となった。

大幅な増収・増益となったのは、傘下のジャガーとランドローバーの新車販売が好調だったため。ジャガーとランドローバーの2014年度4-6月期の世界新車販売は、前年同期比22%増の11万5596台。ジャガーでは、新型スポーツカーの『Fタイプ』、ランドローバーでは、『レンジローバー』、『レンジローバースポーツ』、『レンジローバーイヴォーク』が好調。

一方、タタモーターズ単独の2014年度4-6月期決算は、売上高が前年同期比15.4%減の770億5000万ルピー(約1290億円)。純利益は39億4000万ルピー(約65億円)にとどまり、前年同期の実績に対して44%の大幅な減益となった。

タタモーターズ単独の2014年度4-6月期の新車販売は、1万0612台。前年同期比は28.3%減と落ち込んでいる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る