米国高級車ブランドのキャデラックから、大型ラグジュアリーSUV『エスカレード』の新型が日本に正式導入されることが決定した。12日、ゼネラルモーターズ・ジャパンへの独自取材で明らかになった。発売を前に、9月よりプレオーダーキャンペーンを開始する。
本国で2013年10月に正式発表後、日本市場への導入要望が多くあったことから、販売を決定した。
GMジャパンの石井澄人社長は、「アメリカの成功のシンボルとして人気が高く、かつ先端技術が搭載された新型キャデラック エスカレードのプレオーダー・キャンペーンを、9月を目処に、正規販売店を通じて計画しています。いち早く、お気に入りのクルマを予約注文したいというお客様の気持ちに応えます。」とコメントした。
4世代目となる新型キャデラックは、『CTS』や『ATS』と共通となる最新のデザインコンセプト「アート&サイエンス」を採用。エッジが効いた直線主体のデザインとなり、よりブランド色を強調する。インテリアについても、ブランド共通デザインを採用すると同時に、ウッドやレザー、先進のインターフェースを採用するなどしてフラッグシップSUVならではの高級感ある空間を作り上げている。
広大な室内のセンターコンソールに設置された大型のクーラーボックスや、3つの大型ディスプレイが、エスカレードが提案するライフスタイルを象徴している。
6.2リットルV8エンジンに、新開発の8速ATを組み合わせる。またサスペンションの減衰力を可変させ乗り心地と操作性を向上させる独自の「マグネティックライドコントロール」も採用し、最新の走りを手に入れた。
価格、導入時期、販売グレードなどは未定。石井社長は「メーカー保証を付帯した上で、全国のセールスネットワークを通じ、安心と共に、適正な価格にて、お客様にお届けします」とだけ語った。キャンペーンの詳細については別途、正式に発表されるという。