神戸新交通、ポートライナー増備車を発注…2016年運用開始へ

鉄道 企業動向
神戸新交通はこのほどポートライナー用の増備車を発注した。増備車は写真の2000形を基本にしつつ、バリアフリー化などに配慮した車両になる。
神戸新交通はこのほどポートライナー用の増備車を発注した。増備車は写真の2000形を基本にしつつ、バリアフリー化などに配慮した車両になる。 全 2 枚 拡大写真

神戸新交通は8月12日、ポートアイランド線(ポートライナー)の混雑緩和と輸送力増強を図るため、増備車12両(6両編成2本)を川崎重工業に発注したと発表した。当初の予定より1年早い2016年春からの運用開始を目指す。

増備車は現行の2000形車両を基本としつつ、車内環境やバリアフリー化、省エネルギー化に配慮。乗降口の混雑緩和を図るため座席配置を変更するほか、聴覚障害用ドア開閉動作開始ランプと視覚障害者用ドア閉め案内装置を設置する。室内灯や予備灯、前照灯は発光ダイオード(LED)に変更する。

神戸新交通によると、朝ラッシュ時(平日8~9時)は1時間あたり23本の列車を運行しているが、車両の増備で5本多い28本運転できるようになる。これにより運行間隔も三宮駅基準で13秒縮小して2分10秒となり、輸送能力は1時間あたりで現在より2250人多い1万2600人になるという。

《草町義和》

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