【頭文字D×レスポンス】前代未聞? 時代とメーカーの枠を超え“伝説の5人”がスポーツカーを語った

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「国産スポーツカーと5人のレジェンド with 土屋圭市~『頭文字Dの軌跡 挑戦の記』発売記念トークショー~」
「国産スポーツカーと5人のレジェンド with 土屋圭市~『頭文字Dの軌跡 挑戦の記』発売記念トークショー~」 全 40 枚 拡大写真

8月14日、レスポンス編集部はお台場で開催中の『新劇場版「頭文字D」Legend1-覚醒-公開記念86“超”夏祭りin Daiba at MEGA WEB』内にて、「国産スポーツカーと5人のレジェンド with 土屋圭市~『頭文字Dの軌跡 挑戦の記』発売記念トークショー~」を行った。

トークショーには、講談社より発行されたガイドブック『頭文字Dの軌跡 挑戦の記』の中で、レスポンス編集部との共同編集により実施されたインタビュー、国産スポーツカー開発者「5人のレジェンド」の面々が集結。

トヨタ『86』の開発責任者 多田哲哉氏、マツダ『ロードスター』/『RX-7』の開発を手がけた貴島孝雄氏、日産R33/R34『スカイラインGT-R』の開発総責任者 渡邉衡三氏、ホンダ『NSX』/『S2000』の開発責任者 上原繁氏、スバル『インプレッサWRX STI』開発PJ ゼネラルマネージャーの森宏志氏が登壇、“ドリキン”こと土屋圭市氏の軽妙かつ鋭いトークで会場を興奮に包んだ。

当日は約100名分の座席が用意されたが、多くの立ち見客が集まるほどの大盛況。トークは、「スポーツカーとは何か」「速いクルマとは何か」「AE86をどう見ていたか」などのテーマに沿って進められ、爆弾発言(?)も数多く飛び出すなか、国産スポーツカーのレジェンドを作り上げてきた同士として、お互いの功績をたたえ合った。

貴島氏、渡邉氏、上原氏による当時の開発秘話、現役エンジニアの多田氏、森氏による今後にかける思いなど、時代とメーカーの枠を越えたトークに観客も聞き入っていた様子。その後行われた質問コーナーでは、途切れることなく多くの質問が続く。最終的に予定時間を1時間も延長し、トークショーは幕を閉じた。

会場には、『頭文字D』に登場する主人公・藤原拓海仕様の『スプリンタートレノ(AE86)』や、高橋兄弟のRX-7(FC3S/FD3S)2台も展示。名言の吹き出しや、効果音の切り文字を持って撮影ができるフォトコーナーも用意され、若者や親子連れなどが記念撮影を楽しんだ。

その他、ヤングマガジン監修の「クイズドリル」コーナーでは机に座って賢明に問題を解く来場者の姿も。また、ヒストリーガレージでは「ベスト86原画展」が行われており、頭文字D18年の歴史と名シーンを原画で振り返ることができる。

『新劇場版「頭文字D」Legend1-覚醒-公開記念86“超”夏祭りin Daiba at MEGA WEB』は17日までの開催。15・16日にはAE86などのデモランや同乗試乗、現役レーサーによるトークショーも行われる予定だ。

《レスポンス編集部》

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