東燃ゼネラル石油、石油製品のマージン悪化で赤字転落…2014年6月期決算

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東燃ゼネラル石油が発表した2014年6月中間期の連結決算は、石油製品のマージン悪化の影響で営業損益が164億円の赤字に転落した。前年同期は309億円の黒字だった。

売上高は前年同期比8.7%増の1兆6924億円と増収となった。MOCマ-ケティング合同会社が期中に新たに連結子会社に加わったことや、製品価格が上昇したため。

石油製品のマージン悪化や在庫評価益が減少、為替差損の影響で、経常損益は175億円の赤字となった。当期損益は149億円の赤字となった。

通期業績見通しは修正した。7月以降の石油製品輸出マージンの想定を下げたことなどから売上高は前回予想より1000億円マイナスの3兆6000億円、営業利益が170億円マイナスの60億円、経常利益が170億円マイナスの40億円を予想する。

同社は、子会社であるEMGマーケティング合同会社のそれぞれ資本構成を適正なレベルにするため、EMGマーケティング合同会社の減資と配当を第4四半期に実施する予定。EMGマーケティングの減資に伴う税効果の影響から純利益は前回予想から400億円増の470億円に上方修正した。

《レスポンス編集部》

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