防衛省は、ニューカレドニア駐留フランス軍主催の多国間訓練「南十字星14」に参加すると発表した。
多国間訓練「南十字星14」に自衛隊が参加するのは今回が初めて。訓練は8月25日から9月5日まで、ニューカレドニアで実施される。主催はニューカレドニア駐留フランス軍。
フランス軍が主催する統合多国間訓練に司令部要員を参加させ、多国間司令部に派遣された幕僚として多国間調整能力の向上、特に後方作戦、民軍協力における調整能力向上を図るとともに、参加国との信頼醸成、連携強化を図るのが目的。
訓練では、島嶼における災害救援活動を通じた多国間調整を実施する。同省では統合幕僚監部から3人、陸上自衛隊員1人を参加させる。
訓練には、フランス、日本のほか、オーストラリア、ニュージーランド、米国、カナダ、イギリス、パプアニューギニア、トンガ、バヌアツが参加する予定。