【まとめ】EV界に切り込む新ブランド、豊かな独自性で勝負…BMW i3
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「iシリーズ」の中で先陣を切って登場した『i3』は、BMW初の電気自動車で、量産車初の炭素繊維パッセンジャーセル「ライフモジュール」の下には170ps、250Nmを発揮するモーターと22kWhのリチウムイオンバッテリーが搭載される。前後重量配分は50対50を実現し、後輪駆動なのはBMWらしい特徴。
走り方や気候にも左右されるが、航続距離は8時間の満充電で約200km。レンジエクステンダー付きモデルでは約300kmまで延びる。動力性能は、0-60km/h加速が3.7秒、0-100km/h加速が7.2秒で、最高速度は150km/h(リミッター作動)となる。
製造から一貫して環境に配慮しているのもi3のポイントの1つである。生産はドイツ「ライプツィヒ工場」で行われ、生産される際に使用する電力の全てを敷地内にある4機の風力発電で賄う。
インテリアは、そのデザインもさることながら使用する材質も特徴的。ダッシュボードにはケナフ麻が使用され、シート材はペットボトルリサイクル材料が用いられる。さらに、レザーのなめし剤にはオリーブ油、インテリアパネルにはユーカリの木が使用されており、環境に配慮した新たな試みが行われている。
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《レスポンス編集部》