約30年間の無免許運転、人身事故で発覚

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16日午後5時ごろ、三重県鈴鹿市内の県道で、徒歩で横断歩道を渡っていた85歳の女性に対し、交差進行してきた軽乗用車が衝突する事故が起きた。女性は意識不明の重体。警察はクルマを運転していた67歳の男を無免許運転の現行犯で逮捕している。

三重県警・鈴鹿署によると、現場は鈴鹿市加佐登2丁目付近で片側1車線。交差点に横断歩道はあるが、信号機は設置されていない。85歳の女性は徒歩で横断歩道を渡っていたところ、交差進行してきた軽乗用車にはねられた。

女性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打で意識不明の重体。クルマを運転していた鈴鹿市内に在住する67歳の男は無免許と判明したため、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(無免許運転過失致傷)の現行犯で逮捕している。

逮捕された男は約30年前に免許を失効させ、以後は無免許のままクルマを運転していた。警察では安全確認に怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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