自家用車保有率の増加、政府の補助金負担も増加…マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ)
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

「エッジ・ウィークリー」の8月18-24日版は、自家用車の保有率が増加するに連れて政府の燃料補助金の負担額が増加しており、自動車の販売に関する物品税の増加幅よりも燃料補助の支出が多くなっていると指摘している。

政府は今年、燃料補助額を223億リンギに減らすことを目標としているが、物品税による税収額は今年134.4億リンギとなる見込みだ。燃料補助を行うために政府は自動車販売に関する物品税収入以外の税収を充てる必要がある。

燃料補助金の支出増加に加えて、政府は道路などの交通インフラ整備やメンテナンスコストの増加にも苦しめられている。首都圏クランバレーを中心に、高速道路や一般道路の建設の必要があるという。道路だけではなく、首都圏では高速大量輸送(MRT)プロジェクト建設プロジェクトも進めており、政府の負担は少なくない。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. ペダル踏み間違えで発生した死亡事故、高齢の被告に実刑判決
  3. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  4. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  5. 三菱『デリカD:5』新型発売、価格は451万円から…SUVとミニバンが融合「三菱らしさ」武器に
  6. マツダ『CX-3』終焉は近い? ガソリンとディーゼル2種に集約、SNSではさまざまな考察飛び交う
  7. 三菱『デリカD:5』19年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
  8. マツダ CX-5 新型、最高評価の5つ星獲得…ユーロNCAP
  9. 【BMW 2シリーズグランクーペ 新型試乗】今、日本にちょうどいいBMW…中村孝仁
  10. 日産、NISMO特別モデルと フェアレディZ 改良新型を発表へ…東京オートサロン2026
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る