日本航空(JAL)は、お盆期間中(8月8~17日)の利用実績を発表した。
国内線の提供座席数が前年同期比5.6%減の136万8635席に対して、旅客数は同4.6%減の104万7766人だった。台風11号の影響により8月8日~10日に欠航便が生じたことから、旅客数が前年を下回った。
利用率は前年より0.8ポイントアップして76.6%となった。方面別では、北海道、沖縄方面の利用率が8割を超え好調だった。
国際線は提供座席数が同2.5%増の30万5208席に対して旅客数が同1.4%増の27万3396人だった。羽田国際線のネットワークを拡充したため、前年を上回った。ただ、利用率は0.9ポイントダウンして89.6%だった。方面別では米州、欧州、オセアニア、ハワイ、グアム路線が好調だった。また、新座席「SKY SUITE」を導入した欧米路線でのビジネスクラスの利用率が95%を超え、全体の利用率を押し上げた。