【IIHS衝突安全】クライスラーの新型セダン、200…トップセーフティピック+に認定

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米IIHSのクライスラー200のスモールオーバーラップ衝突テスト
米IIHSのクライスラー200のスモールオーバーラップ衝突テスト 全 4 枚 拡大写真

米国IIHS(道路安全保険協会)は8月12日、クライスラーグループのクライスラーブランドの新型セダン、『200』を、最高の衝突安全性を備えた「トップセーフティピック+」に認定すると発表した。

IIHSの衝突テストは、前面オフセット64km/h、側面50km/h、後方32km/hで実施。ダミー人形が受けた傷害レベルに応じて、GOOD(優)、ACCEPTABLE(良)、MARGINAL(可)、POOR(不可)の4段階で評価する。

さらにIIHSでは、追突時のむち打ち確認テストと、横転を想定したルーフ強度テストも実施。また今回、クライスラー200は、「スモールオーバーラップ」と呼ばれる新方式の前面オフセット衝突テストを受けた。これは、フロント部分の運転席側1/4が当たるようにオフセットさせて、固定バリアにぶつけるもの。実際の衝突事故に、より近づけるための追加テストだが、車体のメインフレームよりも外側に強い衝撃が加わるため、厳しい判定を下される車種が多い。そして、IIHSは総合評価でGOOD(優)となった車を、「トップセーフティピック+」に指定し、最高レベルの衝突安全性を認めている。

クライスラー200のスモールオーバーラップテストでは、ダミー人形の頭/首、胸、大腿部、足と、全ての部位への傷害レベルが最小限で、GOOD(優)評価。ボディの安全構造に対する判定も、GOOD(優)。IIHSは「ドライバーの生存空間は、充分に確保されている」とコメントした。

通常の衝突テストに、スモールオーバーラップテストの判定を加えた結果、クライスラー200は、総合評価が最高のGOOD(優)。IIHSから、トップセーフティピック+に認定されている。

《森脇稔》

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