マレーシアのマハティール元首相、「ナジブ首相をもう支援しない」

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア(イメージ)
マレーシア(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

マハティール・モハマド元首相は18日の朝に発表した自身のブログで、ナジブ・ラザク首相に対する支援を止めたと述べたと、ラクヤット・ポストが伝えた。

昨年の総選挙以降、ナジブ首相に直接様々な助言を行ってきたがことごとく無視されたからだという。

マハティール氏は、昨年の総選挙における与党連合・国民戦線(BN)の成績がアブドラ・バダウィ政権時代の前回選挙よりさらに悪化したと述べた上で、その後に行われるべき政治改革に望みをかけていたが裏切られたとコメント。民族間の調和や経済、財政などの諸政策がナジブ政権下で破壊されてしまったと述べ、助言が入れられない以上はナジブ政権を公然と批判するしかないと強調した。

またナジブ政権が、国内治安維持法撤廃など、あまりに多くの野党の望む政策をやりすぎたと批判。にも関わらずナジブ政権が野党からの攻撃を和らげることができなかったと指摘した。

マハティール氏のブログが反響を呼んだことから、同氏は18日夜になって「ナジブ氏の退任を求めるものではない。ただナジブ氏の政策に同意できないだけだ」と説明した。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  3. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  4. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  5. 「見れば見るほど味が出てくる」新型日産『リーフ』のエクステリアがSNSで話題に
  6. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  7. ヤマハの自立するコンセプトバイク「MOTOROiD2」がドイツの権威あるデザイン賞を受賞
  8. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  9. 曲がりにくいは嘘? LSDが走りを劇変させる理由を徹底解説!~カスタムHOW TO~
  10. レクサスのV8セダンに「クライマックスエディション」登場、SNSでは「実質IS Fでは?」など話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る