マレーシア政府は無駄遣いの見直しをすべき=マハティール氏

エマージング・マーケット 東南アジア
マハティール元首相(2002年)
マハティール元首相(2002年) 全 1 枚 拡大写真

マハティール・モハマド元首相は26日、ナジブ政権は商品やサービスの価格を上げるのではなく、コスト削減をすべきとの認識を示した。

近年の物価上昇についてマハティール氏は、連邦政府が効率化を進めムダを排除することが重要だとコメント。政府による支出は増加傾向にあるが、会計検査院報告などを分析してコストダウンを図ることが大切だと述べた。例として政府が発光ダイオード(LED)電球を採用することでコストが半減できるとコメント。

政府は増税や補助金カットを進めているが、納税者の収入が増えない限りは手数料や税金の増加分に充てる余裕がないとし、生活費の上昇は収入の増加に伴って起きるべきであるとの考えを示した。

同氏は増税は段階的に行うべきで、事業契約なども増税の影響を見込んで考えることができるためロスを少なくとどめることができると述べた。
(ザ・サン、12月27日、マレーシアン・インサイダー、12月26日)

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 新型『ムーヴ』『ステラ』のコーナリング性能を向上、ブリッツの車高調「DAMPER ZZ-R」シリーズ
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  6. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
  7. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
  8. 日本初のクルマ専用「除湿剤」が登場、最長180日間快適に
  9. 『N-ONE e:』の高性能版? ホンダ「スーパーEVコンセプト」インドネシアで初公開
  10. 「もう一つのBMW」が「BMW」に…アルピナの60年
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る