キャデラック ATS に中国専用の「L」…ロングホイールベース仕様を発売

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キャデラック ATS‐L
キャデラック ATS‐L 全 4 枚 拡大写真

米国の自動車最大手、GMと上海汽車の中国合弁、上海GMは8月15日、キャデラック『ATS‐L』を中国で発売した。

同車は、キャデラックの小型スポーツセダン、『ATS』に追加された中国専用の「ロングホイールベース」仕様車。中国ではもともと、官公庁の上級役人用として、ロングホイールベース仕様が存在。ここ数年では、富裕層の間で、ロングホイールベース仕様に対する需要が増してきた。アウディは『A6』、BMWは『5シリーズ』、メルセデスベンツは『Eクラス』、ボルボは『S80』などに、中国向けロングホイールベース車を投入。

これまで中国市場では、中型プレミアムセダンクラスのロングホイールベース車が主流だった。しかし、最近では、ひとクラス下の小型プレミアムセダン分野にも、この流れが拡大。アウディは『A4』、BMWは『3シリーズ』、メルセデスベンツは『Cクラス』、ボルボは『S60』、インフィニティは『Q50』(日本名:新型日産『スカイライン』)などに、中国専用のロングホイールベース車を用意している。

キャデラックも、このトレンドに沿って、小型スポーツセダンのATSに、中国専用のロングホイールベースを設定。ホイールベースはATS比で85mm延長。後席乗員のゆとりが引き上げられた。

上海GMは8月15日、キャデラックATS‐Lを中国で発売。直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボには、最大出力が230psと279psの2種類のチューニングが存在。現地ベース価格は、28万8800元(約480万円)と公表されている。

《森脇稔》

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