MH370便捜査員のコンピューター、ハッカー攻撃受ける…マレーシア

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今年3月8日にクアラルンプールから北京に向けた飛行中に消息を絶ち、未だにその行方が不明となっているマレーシア航空(MAS)MH370便の捜査を行っていた政府機関の官僚のコンピューターがハッキングされ、機密情報が盗み出されていることがわかった。ザ・スターが報じた。

被害を受けたのは、民間航空局(DCA)や国家安全保障会議(NSC)、マレーシア航空などのコンピューターで盗まれた情報は中国に送られたと見られている。

科学技術革新省傘下のサイバー・セキュリティー・マレーシアによると、感染したコンピューター数は30台に上っている。

メールにPDFファイルのようなファイルが添付されており、クリックしたことでマルウェアに感染し、機密情報などが盗み出されていた。盗まれたファイルの送信先は中国のIPアドレスとなっているという。マルウェアはウイルス対策ソフトでも発見することができない、きわめて精巧なものだったという。

サイバー・セキュリティー・マレーシアは、警察と国際刑事警察機構(インターポール)とともに捜査を行っていると明らかにした。

広瀬やよい

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