トヨタ自動車が北米市場で販売している大型ピックアップトラック、『タンドラ』。同車のカスタマイズモデルが、米国市場でリコール(回収・無償修理)を実施する。
これは8月15日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。トヨタ自動車の米国の有力ディーラー、「ガルフ・ステート・トヨタ」から、タンドラに関するリコールの届け出を受けたと発表している。
今回のリコールは、ガルフ・ステート・トヨタがカスタマイズしたタンドラが対象。NHTSAによると、トヨタの社外品の20インチアルミホイールのナットが外れたり割れたりする可能性があり、走行中にホイールが外れた場合、事故のリスクが高まるという。
リコールの対象となるのは、2013‐2014年モデルのタンドラ。米国で販売された1万6249台が該当する。
ガルフ・ステート・トヨタは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店において、ホイールナットを交換するリコール作業を実施するとしている。