JR西日本、山口線・山陰本線全線再開でラッピング車運転…石見地域をPR

鉄道 企業動向
JR西日本は山口線・山陰本線の全線再開キャンペーンの一環として、石見地域の観光をPRするラッピング列車を9月15日から運転する。キハ187系の車体に各市町のキャラクターなどのラッピングを施す
JR西日本は山口線・山陰本線の全線再開キャンペーンの一環として、石見地域の観光をPRするラッピング列車を9月15日から運転する。キハ187系の車体に各市町のキャラクターなどのラッピングを施す 全 5 枚 拡大写真

JR西日本は8月21日、島根県石見地域のキャラクターなどをデザインしたラッピング車両を9月15日から運転すると発表した。昨夏の豪雨で一部不通が続いていた両線の全線再開に合わせ、同地域をPRする。

ラッピング車の名称は「なつかしの国石見 IWAMI CHARACTERS TRAIN(いわみキャラクタートレイン)」で、不通区間の運転再開に合わせた「山口線・山陰本線全線運転再開キャンペーン」の一環。特急『スーパーおき』『スーパーまつかぜ』で使用されるキハ187系気動車1編成(2両)の車体に、浜田市・益田市・大田市・江津市・川本町・美郷町・邑南町・津和野町・吉賀町のキャラクターと観光地、さらに島根県の観光キャラクター「しまねっこ」をデザインする。外装は地域の伝統芸能「石見神楽」の衣装をイメージしている。

運行開始日の9月15日は特急『スーパーおき1・4号』で使用する予定。当日は出発セレモニーも行うという。

山口線と山陰本線は、2013年7月の豪雨により山口県内・島根県内で橋りょうが流出するなどの被害が発生。山陰本線の須佐(山口県萩市)~奈古(山口県阿武町)間19.8kmと、山口線の地福(山口市)~津和野(島根県津和野町)間19.0kmで不通が続いていたが、今年8月10日に山陰本線の不通区間が再開され、山口線も8月23日に全線で運転を再開する予定となっている。

《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

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